日照時間が減る冬は、精神の安定、安心感や平常心をうみだす鍵となるセロトニンの分泌量が減り、疲労、うつ症状、イライラ、落ち込みやすい、不眠などの精神状態が不安定なる「冬うつ」になりやすいそうです。

セロトニンとは、日の光りを浴びたり、自分の欲求が満たされる時に脳内から放出される神経伝達物質です。秋に不思議と食欲が増したり、物悲しく泣きたい気持ちになってしまうのは、普段自制している事を解放し、足りなくなったセロトニンを補おうとする身体の本能的な反応なのかもしれません。

 

日光を浴びること・適度な運動をすることがセロトニンを増やすため、朝の15分程度の散歩が推奨されています。実は鍼灸治療にも、脳活動の活性化が期待できるという実験結果がでており、イギリスではうつ病治療の選択肢の一つになりうるという研究結果もでているようです。

 

鍼灸によるうつ病の治療 心に効く「ツボ」の効果とは | NHK健康チャンネル

 

「最近なんだか寝つきが良くない」「疲れが取れにくい」「検査しても問題はないけれど、体調がいまいち良くない」というような症状が続いている方は、鍼灸治療をお試し下さい。