「寝つきが悪い」

「よく眠れた感じがしない」

「何度も目が覚めてしまう」

「朝の目覚めが早すぎる」…

睡眠トラブルにも様々なタイプがありますが、いづれも環境の変化・過度のストレスなどにより、自律神経の乱れが原因となるケースが多いようです。

 

睡眠トラブルがある人の身体には、「のぼせやすい(頭部付近に熱が滞る)」、「手足などの抹消部分が冷たい」という反応がよくみられます。これは東洋医学で『上実下虚』と呼ばれている状態で、上半身に気が滞り、下半身に気が足りていない時に起きる反応と考えられています。

 

仕事中だけではなく、プライベートでもPC・スマホを使用する機会が激増し、眼や頭への刺激が過多になっていますが、これは頭部に熱を籠りやすくする要因にもなります。この熱により起こるのぼせの改善は、睡眠トラブルの改善にも必要になります。日頃の生活習慣の見直しや、鍼治療とお灸によるセルフケアをお試し下さい。

睡眠トラブル時のセルフケアに

 

神門→手のひら側。手首のシワを小指側に向かってすすみ、凹みの部分にあるツボ。

 

 

 

 

 

 

 

湧泉→足の裏、足指を曲げた時に一番凹む部分にあるツボ。