湿度が原因となる様々な体調不良 2024 5/30 身体や鍼灸のこと 適度な水分はからだを潤わせ、健康を維持するために必要なものですが、余分な水分は体に溜まり、様々な体調不良の原因になると考えられています。 余分な水分が溜まる原因と言えば水分の取り過ぎを考えますが、外からの影響もその原因になります。東洋医学では過剰な湿気を「湿邪」と呼び、体内に必要以上な水分を増やし、あちこちに溜まると、むくみや頭痛、めまい、食欲不振など、様々な症状を引き起こす原因になると言われています。 さらに過剰な湿気は胃腸を弱らせるとも考えており、胃腸(脾胃)は乾燥を好み、湿気を嫌う性質があるため、湿度の高い梅雨や夏に、食欲不振や消化不良が多く、乾燥する秋には食欲の秋と言われるほど食欲が増し、消化が良くなってきます。 大切なことは、水の巡りを整え、余分な水分は外に出すことです。水を外に出す働きのある食べ物を取り入れ、滞りの少ない体を目指しましょう。 体内の水の巡りを良くしてくれる効果がある食材です。そういえば蒸し暑くなる頃に食べたくなる食材ですね。 ●黒豆・ハト麦などの豆類 ●きゅうり、ゴーヤなどの瓜類 ●昆布、わかめなどの海藻類 身体や鍼灸のこと 春に体に起きていること 気候の変化で脳も疲れています 関連記事 エアコンの冷気が不調の原因に? 2025年8月30日 梅雨の「なんとなく不調」、その原因は? 2025年6月26日 鍼の治療中に感じる「響き」とは? 2025年5月23日 鍼灸とは?歴史・日本での進化をわかりやすく解説 2025年4月9日 初めて鍼灸を受ける方へ 2025年3月13日 鍼灸マッサージにはこんな効果も。心身のバランスを整える3つのポイント 2025年1月8日 年末年始の疲れは鍼灸治療でリセットしましょう! 2024年12月4日 冷えと体調不良 2024年11月20日