だいぶ過ごしやすい陽気になってきました。まだ朝・夜と日中の気温差は激しく、体調を崩しやすい時期です、どうぞ体調管理にはお気をつけください。
春は環境の変化などもあり、身体の疲れだけでなく、「気分が落ち込み元気がでない」「気持ちが不安定になりやすい」など気持ちの不調がでやすい季節です。このような状態を、東洋医学では「気」に問題が起こっていると考え、身体の巡りを良くして、代謝をあげる鍼治療を行います。
漢方では、この「気」のトラブルを治療する時に、桂皮という生薬が用いられます。桂皮とはご存知のかたも多い、シナモンのことです。シナモンには「気」の乱れを静め、気分を和らげる果があります。
気分が落ち込んだり、不安定だったりする時はシナモン入りのコーヒーや紅茶でティータイム。気分がスッキリするかもしれません。
