東洋医学では舌を診て身体の状態を調べる舌診という方法があります。舌の表面は、口腔内の細菌の繁殖により変化が起こる事もあるようですが、胃の状態があらわれ、診断する時の判断材料にされています。

鏡で自分の舌を見た時に、表面にいつもより白いこけのようなものがありませんか?これは胃炎がある時にみられる反応です。胃がお疲れなのかもしれません。よく噛む事を心掛け、暴飲暴食に注意しましょう。

舌の周りにくっきりと歯の跡がついていませんか?お酒の飲み過ぎや、顔が浮腫んでいる時に起きる反応です。少しお酒の量が多いのかもしれません。

飲み食いする機会が増えるこの季節、朝の歯磨きの時に舌を観察する習慣をつけてみて下さい。