食べ過ぎ・飲みすぎで疲れた胃腸を助けるツボ
投稿日 : 2021年12月8日
最終更新日時 : 2021年12月9日
投稿者 : keiko
カテゴリー : 身体のこと
冬らしい寒さをあまり感じなかった11月でしたが、12月に入り一気に冷え込んできましたね。気温が急激に下がると、身体が冷え、血流の滞りが起こり、内臓(とくに胃腸)の働きが低下しやすくなります。
寒さによる内臓の働きの低下、年末年始の飲み過ぎ・食べ過ぎによる胃腸へのダメージの蓄積は、身体に余分な熱を籠らせてしまい、「胃の痛み・胸やけ・口が乾く・食べてもすぐにお腹が減る・歯ぐきからの出血」など、様々な体調不良の原因にもなります。
年末年始に体調を崩しやすい方は治療と合わせて、お灸やセルフマッサージ、食養生で体調管理を行ってみてはいかがでしょうか?
胃腸に負担をかける食べ物
あ ぶらっこい(脂っこい)
あ まい(甘い)
な まもの(生もの)
つ めたい(冷たい)
か らい(辛い)
→頭文字の「ああ、夏か」で覚えましょう。飲み過ぎ・食べ過ぎで体調を崩しやすい方は、偏ってとっている食材かもしれません。
胃腸の疲れをとるツボ
関元(かんげん)→ヘソから指4本分下にあるツボ。お腹の冷えや便秘に効果がある。
天枢(てんすう)→ヘソから指3本分外側にあるツボ。消化器系の不調によく用いる。
中脘(ちゅうかん)→みぞおちとヘソの真ん中にあるツボ。内臓の働きを活性化させたいときに使うが、とくに胃腸が弱っている時には治療でもよく使われている。
※お灸がない時は、水を含ませたタオルを電子レンジで20秒程温めて作った蒸しタオルでも代用できます。タオルが温まり過ぎるている事があります、取り出すときには火傷に注意して下さい。
指で押してもオッケーです。「痛いけど気持ちいい」くらいの強さで、10~20秒の持続圧×3回を目安に行います。