梅雨のジメジメとした不快感は身体のなかにも悪影響を及ぼします。蒸し暑いのに、腰の一部が冷たい、足先を触ると冷たさを感じる事はありませんか?

これは『湿邪(水の邪気)』と呼ばれているものが原因で、特に腰から下の下半身に溜まりやすく、「冷え」を起こす原因になります。さらに「冷え」は血液の循環を滞らせ代謝を悪くするので、 汗や尿で水分を排出しにくくして、「むくみ」を起こす原因にもなります。

 

湿度の多い気候になり、よく足がむくむ、腰の調子が良くない、だるさを感じる・・・等々、その不調は湿邪が関係しているかもしれません。ほんのり汗をかけるくらいの強度の運動がおすすめですが、運動が難しい時には、鍼灸治療や半身浴で代謝を高める事がおすすめです。

代謝を上げ、むくみを改善するツボ

● 三陰交(さんいんこう)

内くるぶしのいちばん高いところに小指をおきます。指幅4本そろえて、人さし指があたるところにとります。

 

 

 

 

 

 

 

● 太白(たいはく)

足の親指を曲げてできるシワの踵寄りにとります。

 

 

 

 

 

 

 

● 足三里(あしさんり)

外側の膝の皿から、自分の指4本分足首に向かって下がった場所にとります。