7月23日～8月7日は大暑。その年で最も暑さが厳しくなる頃と言われています。室内での活動が多く、身体を動かし汗をかく習慣がないと、身体は暑さに対応しづらく、夏バテや夏によく起きる体調不良の原因になります。

 

足がむくんだり、重だるくなる事はありませんか？立ち仕事の疲れや冷房による身体の冷えが原因で、水の巡りが滞っているのかもしれません。おすすめは「コーン茶（トウモロコシ茶）」「ハト麦茶」。利尿作用があり、余分な水分を輩出する手助けをしてくれる食材です。

 

平熱なのに、ほてる・のぼせるような感覚が続いている時は、熱が身体に籠り、うまく発散できていないのかもしれません。水分を多く含んでいる「きゅうり」「ゴーヤ」などの夏野菜は身体を冷やてくれる効果があります。

鍼灸ではお灸を使い、のぼせ症状を緩和させる治療も行います。「合谷」の灸は頭部に昇った熱を下に降ろす効果があります。水分補給や冷却も忘れずに。

 

夏のダメージや不養生は秋・冬の体調不良につながると言われています。夏もこれからが本番です、上手に乗り切り次の季節の準備をしましょう。

 

 

※合谷（ごうこく）→親指と人差し指の骨が交わる付け根の部分。様々な症状に効果があるといわれる万能のツボ。