東洋医学では秋は「燥邪」(乾燥)により調子を崩しやすく、五臓の「肺」の働きが弱まりやすい季節だと言われています。乾燥により皮膚の疾患、呼吸器の症状が発症・悪化しやすかったりするので注意が必要です。それ以外にもこの時期は、ブタクサやイネ科などによる秋の花粉症で、鼻水や痒みに悩まされている方が多いかもしれません。

 

夏の疲れが残っていると、体調の回復が遅れ、免疫機能が低下しアレルギー症状が出やすくなると言われています。しっかりとした睡眠時間の確保と「五臓」を整え、気血水を巡らせる鍼灸治療がおすすめです。

 

「花粉症にも鍼灸を」https://azabucomori.com/info/1979/

 

過ごしやすくなる秋は、ついつい夜更かししがちに。就寝前のSNSや読書で睡眠時間が足りなくなったり、インプットした情報の整理で脳が疲れると、質の良い睡眠がとれなくなることもあるようです。

不調は身体からのSOS、気づかずに続けていた日頃の習慣を見直すキッカケにして下さい。